こころ
空海、そして高野山
伊豆の国市韮山は源頼朝ゆかりの地である。
父、義朝が平治の乱で敗れた後、
配流され20年間を過ごしたとされている。
この韮山からアダにご来店頂いている
60代のあるお客様。
数年前に白髪染めを卒業し、
今は黒髪と白髪のバランスが絶妙なセシルスタイル。
日頃からトータルファッションを意識しておられ、
落ち着いた年令なりに雑誌の1ページを飾る
モデルのような雰囲気が漂う魅力的なお客様。
先日、そのお客様から一冊の本をお借りしました。
上述、韮山の歴史にゆかりはないと思いますが、
少し前に私自身が興味を持ち、
前々回のご来店時から話題にさせて頂いた
「空海」(高村薫 著)。
教鞭を執られた経験のある博学なお方です。
きっと高野山のこともご存じだろうと
「行かれたことありますか?」と、
私からの質問がきっかけでしたが、
切り出したときにオススメの
宿坊情報まで頂きました。
この私が
空海に興味を持ったのは数か月前のこと。
たまたま新幹線車内の情報誌「ひととき」を手にし、
何気なくページを開いたところ、
夢枕獏さんが空海の人物像を語っておりました。
「若い頃の空海は
言ってみればある意味ロック野郎ですね・・・」
ロック野郎って?
この一言で歴史的重要人物空海に興味を持ち
長らく映画館に足を運ぶことはありませんでしたが、
映画 「空海」を劇場にて鑑賞しました。
作品はSFファンタジー寄り。
映像が美しく音響の臨場感から
気分が高揚する場面もありましたが、
歴史的背景は薄かったと思います。
やはり限られた時間内では難しいと思いますが、
当時の長安を想像するに当たっては
良いものを観ることができました。
お借りした一冊は予想通り
歴史本に見られる難しい漢字が多く、
仏教語も出てきます(汗)
時間はかかりますが、P.Cにも記載していない漢字は
漢和辞典で調べているので、勉強になる1冊です。
書き留めておかないと忘れてしましますが・・・
これまで空海についてはまったくの無知でした。
しかしまだ漠然としたイメージではあるけれど、
ちょっぴり空海を理解した気がしています。
「千二百年の時空を遡る」
昨今、どの観光地も訪日客が多すぎて
落ち着きのない風景を目の当たりにします。
空海が切り開いた高野山とて
同じかも知れませんが、
今の私にとって、
高野山は一見の価値がありそうです。
アダオブヘアー 小澤利雄
※20日(日)~22日(火)は3連休させて頂きます。
ご了承ください。
最新の記事
■ | 「ツンデレ」 2022年9月18日 |
■ | 久しぶりの投稿&ナイトデーについてお知らせです。 2022年9月14日 |
■ | ご来店時に直接配布のプリントです 2022年8月16日 |
■ | ご案内&お知らせ 2022年8月 7日 |
■ | 暑い中、成人式の前撮りです。 2022年7月30日 |
■ | 前号のカトちゃん & 大切なお知らせです。 2022年7月21日 |
■ | カトちゃん 2022年7月16日 |
■ | 暑さの影響? 2022年7月15日 |
■ | アダオブヘアーでご使用いただけます。 2022年7月14日 |
■ | 1年と8ヵ月ぶりのご来店。 2022年7月10日 |
カテゴリ一覧
アーカイブ