こころ

  前号に続く

振り返ってみると、まずは国家試験委員。

任期は10年。(任期中の公表はできない。)

試験は年2回ありましたが、

都内研修や名古屋の事前打ち合わせなど、

出張が多かったので特別感がありました。

任期途中の2009年、

人間ドッグで白血球異常が見つかり、

正常値が3千~8千のところ4万5千。

慢性骨髄性白血病の疑いがあるということで

紹介状とともに血液内科へ。


しかし重要な審査の仕事を控えており、

骨髄検査(マルク)を

2週間先延ばしにしてもらったところ、

マルク当日の血液検査で白血球が14万までアップ。

この時点で「間違いない」と、検査結果を待たずに

分子標的治療薬グリベックの処方スタート。

当時は微熱が続き、緊張感を外すと

ふらふらしておりました。

病に関しては医学の進化を知り、

初めから生きるイメージしか持っていなかった。

DSC04825.jpg

運よく新薬のお蔭で早い段階で正常値に。

今ではさらに進化した新薬タシグナで

副作用もまったくなく完璧な完解状態。


昔は不治の病と言われたけれど、

今は健常者と全く同じ。

慢性であれば病気の感覚はないので

このような場でも平然と公表しちゃいます。


          多分、つづく・・・

アダオブヘアー オーナー小澤
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