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  「時を刻むもの」について  解説



 ファイナル読んだ友人からメールで質問攻め。
全部プリントアウトして、仕事の移動中に一話から読み直したと・・・
こっ、こいつは深入りしていたのか (正直嬉しい) ・・・と、思いつつ
「読み手に考えてもらうのが狙いだよ。」・・・嘯いた。
 
コロンは前の時代でみどりさんのお母さんの恋人。
デートする時、みどりさんのお母さんは常にこの匂い袋を身に着けていた。
コロンは前の時代でもこの香りに包まれていた。
時間の旅をする彼は、
「つぎのじだい」 に旅をした時は上高地のコロボックルに・・・
そこでみどりさんと出会い、奥深く眠っていた記憶が蘇っていく。
そして、再び肉体を置いて次の時代へ・・・
次の時代でも、みどりさんの娘のところへワープしてしまうことから
家系図を旅していると表現してみた。

何代も前に、時間の秘密を解いた時から科せられた旅。
「死」を、その時代に置いていく肉体と表現することに意味があった。
自分本位だけれど、万が一、自分が突然この世を去ることがあったとしても、
時間を旅をしているのだと考えてもらうことにより、残された人たちは
少しだけ悲しみが萎え、早く立ち直ってくれるのではないかと・・・
 ブログを書いていく途中、父親の死を体験し、
それを自分に置き換えた時から「死」 を 「時間の旅」 と、考えたくなり、
いつのまにか
この、「時を刻むもの」に、感情移入していきました。

カムチャッカでクマに襲われた星野さんは、
アラスカの大学で射撃で優秀な成績を修めていたにもかかわらず、
食物連鎖を知りながらも、銃を持たずに自然界の中へ入り込んで行った。

星野さんの作品に触れる度に 「きっとどこかで生きている」 気がしている。
それは作品一つ一つに永遠性を感じるから。
だから時空を超えるストーリーで、自分の永遠性を気取ってみたかったし、
ファンである星野さんを登場させたかった。
 
上高地を舞台にしたのは、
以前、単独で奥上高地の横尾までの往復を日帰り強行軍。
車の運転往復500キロ、徒歩往復20キロ。出発から帰宅まで19時間近く。
口を開いたのは左岸ルートのハイカーにすれ違う際の挨拶と、
横尾休憩所の 「焼きそば下さい!」 と 「ご馳走様!」 のみ。
この時は股関節を傷め、最後は痛みに耐えながら歩いた。
そのときのあらゆる印象が絵柄の中に残っているし、
本当にコロボックルが潜んでいそうなところも・・・

涸沢までは行った事がなく、以前知人が涸沢で撮影した人物の後ろに、
UFOが写る写真を見たときは一瞬鳥肌がたってしまう。
見たことのないような青空の下、高地とあって相当のシャッタースピードが、
謎の飛行物体を偶然収めてしまったのではないかと、ドキドキした。
 
 絵空事の世界だけれど、ボス猿のヤース・メッチ・みどりさんも
自分にとって関わり合いのある人たち。
血の赤を白と表現したこともそれなりに意味を持つ。
だから 「時を刻むもの」 は書きながらも
常にフィクション、ノンフィクションが混沌としていた。

自己満足の世界をこんな場所でずうずうしく発信できるのは、
図太さ?からきているのでしょうか・・・どうかご勘弁を・・・

          アダオブヘアー 小澤利雄 21年2月21日(土)
 
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